浪江町内では今年度、町内4つの小学校と1つの中学校が廃校となり、校舎が解体されます。それぞれの学校にはさまざまな思いが詰まったものがたくさん残されております。その中で、長い間その学校を見守ってきた歴史ある樹木の1本を、移植する工事に取り組みました。
場所は浪江町立幾世橋小学校。創立明治6(1873)年、150年近くの歴史ある学校。ここにあった1本の立派なヤマモミジを、昨年完成した浪江北産業団地内の公園に移植する工事を行いました。
樹齢は推定100年ほど。幹の太さが1mと大変太く立派で貫禄のある樹木でした。